2018年10月18日木曜日

川上村『八幡平からかくし平へさらに馬の鞍峰」へ
H.30年10月13日(土) 晴れ後曇り 
南北朝合一の後、約束が果たされず不信を抱いた元南朝皇族尊義王(後亀山天皇の孫)は南朝復興を願って皇位の印の三種の神璽(しんじ・勾玉)を奪い川上村の「三ノ公」に隠れ住み朝廷を立てた。その後、追手を嫌い、さらに奥へ入った所が「かくし平」です。そこからさらに奥の山に登った所が、台高山地の中央部の一ピークが馬ノ鞍峰(△1177m)です。夏にはダニや山ヒルがウジャウジャいるので秋に行く事にしています。昨年は山は不作で熊に遭遇するかと今年行くことにしました。
AM9:25 登山口出発。

山の神にお参り!

まず明神の滝を目指す。

40分余りで到着。
  k今年は台風など豪雨がひどく登山道は崩れ、とても歩きづらい。

今年の明神の滝は流水量が桁外れで滝つぼが不明な程の水が溢れている。

10:25 かくし平目指して出発。


山道?は倒木と土砂崩れでとても歩きにくい。

しかし、最後のなめ滝と大きな滝を越え、   11:10   やれやれなだらかな     「かくし平」に到着だ。

   しばし、休憩。








その後「尊義親王」の墓へ向かう。

持参のロウソク、線香、みかんを備える。

お酒は誰?

尊義親王の墓で少し休み、元の登山道に出、馬ノ鞍峰目指して踏み跡を辿る。

赤テープが前回よりしっかりと付けられておりルートが分かり易い。

12:10 沢から稜線に出る。

稜線からは大峰山系が望める。

昼食とする。


根っこ道をドンドン登る。

今年の台風のためか、ブナ、桧、などの大木がものの見事にバリバリと折れ、無残な姿を見せていた。

しかし今年は山の恵みが大豊作か、沢近辺では栃の実」尾根ではどんぐりや法の木の実が至る所に落ちている。

これで心配した熊との遭遇は無いと。
 
  
尾根の上にはこんな絡み合った木があり、どう??なってる???

ほとんど見通しは効かないが時折、はるか彼方の台高の主稜の山並みが見渡せる。

最後の急登を過ぎると山頂、だ。

13:20    馬ノ鞍峰着。

左の写真の山頂看板が台風で吹き飛ばされ、下まで落ちていたので、元の位置に戻す。

13:30   山頂から下山。














14:15 元の稜線下山地に戻り、沢に向けさらに下山。

途中の栃木の群生地をドンドンくだり、

14:45   かくし平まで下った。

10分ほど、休憩をし

かくし平の出入り口の大滝を横目にし、

八幡平登山口へと一気に下る。

16:13 登山口に無事下山。

八幡平の元集落から、三ノ公川を渡り、行宮址に行こうと思ったが小雨が降りだし、止めにした。

5年前にはまだ住める状態だったが、今は廃屋になっていた。

仕方なく帰路に就く。
途中、三の公川を渡り、北俣川との合流地点にはとても大きな岩が座っていた。
又この橋は昭和60年の建造との事。