2014年3月18日火曜日

里に遊ぶ  № 9
メバルに嫌われ『龍泉寺』
H26.3月15日  K.M
春の魚、メバルを狙って出かけたが期待外れ、早々に切り上げ、「龍泉寺」に向かう。
「龍泉寺」へは、上北山村・河合より東北に進み小橡(ことち)に向かう。10分程で到着。
長く立派な橋を渡る。川にはアマゴが泳ぐ。

庭園に、人影なく勝手に見学し、小さな祠の鐘
カ~ン。 お堂の中から女性が、扉や窓を開け放ち、「どーぞ中へ、お堂に上がり拝観を」と突如現れた。
『自天皇』の話をすると、「どうぞお線香を上げて下さいと」、火を付けて下さった。
御霊前はおごそか静寂、おのずと頭が下がる。
宝物の「刀剣」など祀られている。
しばらく堂内をゆっくり見学させて頂く。
                                        




上の写真 五葉松の大木後方『自天皇御陵』

「お茶をどうぞ」の声に振り向くと、机の上には
『おうすだんご、お菓子など並べられている。
思いがけない「おうす」に、ただただ感激する。
「山里のおもてなし」の神髄を目の当たりに。
心に染み入るありがたい柔らかな味だった。

その後、失礼する時も、長い橋を渡り、車を発車した時も頭を丁寧に下げてお見送り下さった。なんと、嬉しい事か!!頭が下がった。

ここからさらに奥の小処温泉へ向かった。

途中に大台ケ原への分岐を右に橋をわたりどんどん奥へ登ると、やっと到着。温泉だ!

万事休す。休館で温泉に入れない、残念だ!

少し先に、いい滝があるらしい。行ってみる。



「くらがり又の滝」
と言う



なるほど、狭い支流の奥まった所に落ち込んでいる。
5段くらいの段々滝で落差、50m以上あるらしい。
なかなかいい滝だ。
我々の直ぐ後に5人やって来て盛んに川を覗き込んでいる。 明日16日に「アマゴ漁」の解禁になる由。

今日一日、残念な事、嬉しくって感激した事、ちょっと無念だった事、いい滝に出会った事、順繰りに色々あった。
これからの人生もこんな事の繰り返しかなあ!と、思う。

苦しくとも、頑張りぬけば、素晴らしいいい事がやってくると信じて、家族や友と助け合って一日、一ヶ月、一年、・・・・・?と命の限り生き抜こうと思う