2017年11月27日月曜日

曽爾『屏風岩公苑』から『住塚山・国見山』を登り『済浄坊の滝』へ

曽爾『屏風岩公苑』から国見山を経て済浄坊の滝巡り
H.29 11月26日(日) 晴れのち曇り  記:K.M
曽爾を代表する「屏風岩公苑」柱状節理となってそびえる一の峰の断崖絶壁は見ごたえがあり、又秋には裾を桜やモミジが彩る美しい風景を見せてくれる。住塚山・国見山山頂の眺望も素晴らしい。すぐ近くには「鎧、兜岳」正面には曽爾高原や倶留尊山がそびえる。
                    AM. 7:45 自宅出発。
    9:30 屏風岩公苑着。

公苑の周辺を少し歩き景色を楽しむが、紅葉は終盤らしくちょっと残念だ。
身支度、準備体操し出発。

AM.10:00 急登開始。

いきなりの急登は今の私には少しつらい。

10分余りも登ると、やれやれ尾根道に出、やれやれだ。

しばらくで、一の峰の分岐。

歩き始めは寒かったが、この頃には汗で額も濡れるほどだ。

AM.10:37 住塚山山頂着。

前に国見山、その向こうに兜岳。
そして遠くには「高見山、三峰山
などが望める。
ここでコーヒータイム。

10分余、休憩し下山。

登りも急なら下りも急だ。

11時過ぎゼニヤタワ通過。

再度、国見山に登りだすが山道は土と岩が交互に出てきて変化に富んでいる。

尾根道は岩で痩せ尾根のような感じだ。

適度にロープも設置してあり難なく登れる。



登山道の両側を気を付けてよく見ると、「イワカガミ」の葉が数個づつ至る所にあ
る。 
 きっとこのあたりだと5月頃には可愛く綺麗な花が見られるのだろ。

AM.11:25 国見山山頂着。

ここは住塚山以上に見晴らしがよく、360度OKだ。


                    正面に兜岳、曽爾高原が見え。

先ほど登った住塚山(左)、遠くに三峰山もわずかに見える。

AM.11:36 クマタワに向かって下山する。

途中にも道標は完備され道をはずれる事はない。

12:13 クマタワ着。立派なトイレがあるが女性用は使用不可。

ここで昼食をとる予定だったが、日当たりが悪く寒いので、次の済浄渓谷まで辛抱する。

これより幅広の林道をひた歩き、3km? ようやく滝の入り口についた。

すぐ下の済浄坊谷に降りると綺麗な沢が流れも見える。

暫く下ると大小いくつもの滝が現れ、なかなかいい沢下りだ。

下り道は整備され歩きよいが所々は川の氾濫か??道が壊れたりしている。

13:07 済浄坊の滝到着。

立派な滝だが、やや、なめ滝の感がし、ちょっと迫力がなさそう。

しかし、正面から見たり、岸壁や滝つぼはすごい迫力だ。

ここで昼食とし休憩。

名残惜しいが、滝を後にし、元の入り口に戻り、今度は舗装の林道を3km?くらい歩き最初の屏風岩公苑に戻る。

途中の紅葉はなかなか良い。

14:30 屏風岩公苑に戻る。



                           


2017年11月21日火曜日

伊勢路巡り熊野古道7回目

『曽根次郎坂・太郎坂』を歩く
H.29.11月18日(土) 小雨後曇り(ガス)  記:K.M
尾鷲市と熊野市の市境である甫母峠をのんんびりと歩く予定であったが、この日は小雨とガスのためままならず。古来の伊勢の国と紀伊の国の境の峠(305m)には「ほうじ茶屋跡」があり、当時は無料でほうじ茶が振舞われていた由。
AM. 8:03 大阪バスにて出発。
       雨模様だが、午後に上がると期待
11時過ぎに尾鷲、海山道の駅に到着し昼食。
11時50分再びバスにて賀田に向け出発。
12:30  頃に現地到着し、班分け、準備体操。
待ち時間の間に小川の向こうに綺麗な花が。

午後一時少し前に、いよいよ古道歩き開始。

歩き出すとすぐに六地蔵がありガイドさんから説明を受ける。

綺麗な石畳を登って行くと「曽根弾正」の墓がある。
(室町時代、治安悪化対策に村人が近江から招いた。)

坂道を登りきると、今日の行程中にたびたび目にする猪垣だ。

さらに登ると石切り場に着く。
ここの石は江戸城の修復に使用されたのが実証されたとの由。

雨で濡れた石畳をどんどん登ると供養塔、五輪塔やこの坂道の説明看板が次々現れる。

さらに又登っていくと、一里塚が現れ、次に巨大な「クジラ石」に出くわす。横に大きく寝そべっているみたい。

そして遂に「甫母峠」に着いた。

立派なあずまやが建っている。

これで「次郎坂」は終わり、これから先の坂道は「太郎坂」になる。ここが「伊勢の国と紀ノ国」との境界である。

つまり、次郎とは「自領」が太郎とは「他領」をさす。

伊勢の国から見た場合の呼び方なのだろう。

少し先に進むと本来なら絶景!


海岸線が見え、島や大きないけすが見える。



暫く休憩し、これよりやや平坦な上り下りを繰り返し下山に向かう。

雨は上がりるが、ガスが周りにただよっている。

下山途中にも長い猪垣。

ただ少し高さが低いように見えるが、長い年月による劣化と土に埋もれたためだろう。

かなり低い所まで下りて来るとガスは消え明るくなった。

そして熊野古道世界遺産の記念の所まで下りてきた。

もう熊野古道も終了だ。

そして遂に、二木島湾が見えた。

足早やにさらに下ると、電車が通ったのも。

とうとう古道入下山口に。



民家の横を通り、湾口に到着。

全員無事元気に歩きとおした。

湾口のあずま屋で着替えをし、身支度終了後、バスに乗り込んだ。

今回の古道歩きは、雨とガスにたたられ景色は今一の感だが、石畳歩きはとても整備され歩き、登り易かった。
ハイキングとしては、なかなかいいコースと言えるだろう。

二木島湾には過去に外海が荒れた時に一度だけ来たが、懐かしい昔を思い出す。
帰り道の新鹿は近年まで何十回となく通った良い地磯があり、グレ、イサキ、タイ、ハマチ、アオリイカもとてもよく釣れた。 帰りのバスの中からもその磯は見えた