2017年10月24日火曜日

熊野古道伊勢路巡り6回目『三木峠・羽子峠道』
H.29年10月21日(土) 雨  記 :K.M
このコースは、近年地元の方々によって発掘され維持保存されています。自然道は所々で寸断されていますが、木々の間から海が見える、眺めの良い道です。が、しかし当日は本降りの雨が降り続け、苦難修行のような山歩きとなりました。 それでもガイドさん、添乗員さん、参加者38名全員元気に楽しく歩ける事ができました。 羽子峠近くの猪垣は延々と続き(800m?)見ごたえがありました。
                     AM.11:45  三木里海水浴場着。

                   
ここは海水浴場であるが台風の影響で高波が打ち寄せていた。
(トンビもあきれ顔)

準備体操をし、二班に分かれて雨にも負けず元気に歩き出す。
13:25

暫く山道を登ると、本来なら素晴らしい眺めの良い所に着くが、今日は何も見えない。

山道は雨水が流れ、溜まりで滑りやすく歩きづらい。

13:15 暫くで車道にでる。

車道は雨がひどく、川のように流れる。


山道に石畳が良好な状態で残っている所もかなりあり、雨の中でもなかなか情緒もある。

                    しかしながら、土砂降りの中の写真は写りが悪く申し訳ない。

流れ落ちる雨水を避けながらも、水の中に浸かりながらの歩行はなかなか大変。

(写真をクリックすると大きくなり、その外をクリックすると元のブログに戻ります。)








 
13:42 三木峠に到着。

暫しだけの休憩。

今度は下り坂。 
         
ガイドさんから頂いたで、滑らぬように靴に巻き付ける。

坂道を下ると再度車道に出る。

歩いていると「あけび」の実がなっている。長くなくて丸い。
「むげ」と言うとの事。

暫く歩くと羽子峠への登山口に

雨水の流れや溜まりを避け、悪
戦苦闘を繰り返し、やっと「羽子
峠に到着。 暫し休憩。
14:40

峠の下方には猪垣が長く連なっているのが見える。

峠から少し行った所でガイドさんから猪垣の説明を受ける

そうしていると、先行のパティー
が引き返してきて、この先大きな水たまりがあり、通行不能だ。

仕方がないので、登った道を引き返して下山する事になる。

下山し、「五輪の塔」へ。

五輪とは仏教思想の宇宙生成の空、風、火、水、地」を指し、故人供養のために建てられたといわれている、、との由。

その後、賀田の集落に入り、迎えのバスの所へ。

全員無事元気に到着。そして着替え、雨具の後片付けを済ませる。

過去に、この賀田の信号を私はなんども何度も左折右折して三木里の渡船に通ったものだ。賀田の湾では一時、家族友人達と潮干狩りにも来た。車エビやワタリガニも獲った。
次週には前回の九鬼の隣、早田に釣りにくるだろう。第三の故郷のようなこの地である。
今回、何故か?縁のあるこの海岸縁を歩けたのは、元気で倖せな証であろう!!
この旅の企画者やガイドさんや同行者の皆さんには感謝、感謝である。






2017年10月15日日曜日

秋の大峰『弥山から狼平』山行
H,29年10月8日(日) 晴れ  記 : K.M
恒例10月の大峰山行で、今年は久しぶりに狼平へ下る事にした。例年より2~3日早い日となり紅葉はまだか?今年は大山レンゲの種がみられるか?いつもと少し変わったものが見られるか?と期待して登り始めました。           
                    AM.5:40 自宅出発。 いつも
       より小一時間早め。

AM8:00 登山開始。 駐車場
       前の崖に例年のリン
       ドウの花。
歩き出し暫くで木の橋を渡る。

  10分程でいつものブナの大木が迎えてくれ、山道を元気に登る。

今日は穏やかに晴れ気分良し。

時より登山道から尾根が垣間見られる

9:00 縦走路尾根に到着。

尾根に出ると辺り周辺は少し紅葉が始まっている。
この辺りまでは天気は抜群に良し。

尾根道を石休の宿跡目指して進むとトリカブトの綺麗な花が咲いており、今年は見れたと喜ぶ。

今年の山の紅葉は早いのか?尾根を進むと見事だ。

いつもの所の大山レンゲの若木は15年たってもほとんど成長がないように見える。

聖宝宿で一休みし、これからの長い急登に備える。
高度が上がるにつれ、遠くはガスに覆われ、見通しが悪くなるが、ドンドン汗をかきかき、登る。
いつもの木の長い階段手前で小休止し、大山レンゲの若木をみていると、その直前の崖の紅葉が素晴らしい!!     



苦手の木の階段を登ると見晴らし尾根に着いたが、今日はガスのため全く眺望は無し!




前の崖下の「シロヤシオ」やその他の紅葉は見ごたえがあった。

大勢の登山者が休憩をとっている。


AM.11:35 弥山小屋着。

今回は弥山山頂の「河合大弁財天奥の院」へ参拝し、狼平へ下る事とする。

弁財天奥の院は弥山山頂に鎮座する。
AM.11:43 △1895m

参道を下り、右へ登山道を下る。

12:05 大黒の森手前着。
      ここで昼食とする。
         

弥山から西方向はガスが無く、八経ヶ岳山頂が見え、この周辺も紅葉が綺麗だ。

.12:40 出発。

大黒の森を巻きながら下って行くと右に大山レンゲが赤い実をつけていた。今年は大丈夫のようで良かった!

13:15 狼平の小屋に到着。


小屋は頑丈で立派な造り、綺麗に片付いている。

しばし周囲を散策。

歩き出してからづ~~と赤い実が落ちていたが、やっとその実態を見た。
13:30 狼平を出発し、元の道を戻り弥山に向かう。


狼平への下りは楽勝だったが、帰りは大変!木の長いながい階段を登り続けねばならない。
時には足が痙攣する。

途中には鹿除けの柵があり、大山レンゲの若木がたくさん芽をだしている。

14:12 昼食の場所に。

今度はガスもはれ、八経ヶ岳山頂も見えた。

そこから弥山小屋への途中に思いがけず、夏に咲く「弟切草」を見つけた。二カ所に。

やっとの思いで弥山、「八方睨み」まで戻る。
今回は三連休とあってたくさんのテントが張られていた。

 予定時刻よりかなり遅くなったが、14:50 弥山小屋から下山する。

今回の山行は思いのほか紅葉が進み綺麗だった!! 又、大山レンゲもできており安心できた。しかし、弥山から狼平に久しぶりに下り、元の道を登ったせいか?身体がくたくたになるほど疲れた 来年7月の山行は疲れない工夫をしないと!?と、思う。