2017年3月2日木曜日

東吉野村探索

「高見山登山と東吉野村散策」            H.29年2月26日(日) 晴れ  
東吉野村と言えば「高見山」、「丹生川上神社」、「天誅組終焉の地」、「日本オオカミ」が代表格とされる。今日はそれらを散策して歩く。

先ず左はマッターホルンを思う見山。トンネル抜けると眼前に。

右は水神を祀る丹生川上神社。

明治維新の魁となったが、時を得ず、壮絶な終焉となる。

鷲か口の猟師に日本最後の狼が捕獲された実物大の像。
その剥製は大英博物館に展示されている。

AM.8:20 自宅出発。
   9:50登山口着。
   (旧伊勢南街道)
AM.9:55 登山開始。
民家の横を抜け、ゆっくりと登る。すぐに石畳のような整備された坂道が続く。45分ほどで小峠に着く。暫し休憩し再出発。

ここからきつい急登が続く
年のせいか?くたびれた。

要約、やや緩やかな尾根に、国見岩、揺るぎ岩などにそれぞれよじ登り、景色を見渡し、やっと笛吹岩に到着、頂上はもうすぐ。

この辺りから、残雪、霧氷が見られる。
ようやく雪の感触!懐かしい!

11:55 山頂の避難小屋着。

避難小屋付近には思いの他大勢の登山者がいて、小屋の中は満員のようだ。

北斜面には雪がたくさん残り雪山のよう。又氷(樹氷?)も遠くまで続き綺だ。 本来は2週間くらい前に来たかったが、所要が立て込んでいてちょっと残念な気がした。

昼食とする。

高見山は「台高山地」の北の端の始まりであり、ここから南に深く大きな山並みが続き、明神、池小屋、馬の鞍、父が谷高、「大台ケ原」へと連なる
日本有数の雨量のとても多い山並みだ。
だから、獣が多く、最後まで日本オオカミが生息できたのだ。
12:30 下山とし大峠に向かう。

13:05 「八百万の神」を拝み、高見峠に着く。

ここは広く、トイレや駐車場も完備されて居心地の良い場所だ。
本居宣長の碑もある。

暫く舗装道路を歩き元の小峠にそして下山。
14:00 無事下山。

これより天誅組の「吉村寅太郎」の終焉の地、残念岩に向かう。
その前に総裁、「松本奎道」の碑に。

ここより900m尾根道を、とあったが、登れど登れど、廃道となり沢詰めをしやっとの思いで尾根に出また登ってやっと着いたと思いきや、?!?刃の地、墓地?」たくさんの方が、信じられない!??これ以上は書けない、
その近くに主将の碑はあった。

もう一人の主将の地は、国道から左に折れ鷲家川を渡り大きな岩の元にひっそりと碑は建つ。
この鷲家周辺で壮絶な戦いが繰り返され「天誅組」は最期を遂げ、生き残ったのはその主将「中忠光卿」一行7名と他僅か数名だけであった。

鷲家口に向かう。ここの猟師に「日本オオカミ」が最後に捕獲され、その狼の実物大の像が展示されている。最後の狼は明治38年とされるが、昭和3年に大台教会が設立、序幕されたがその地に案内した夫婦の狼(剛太とえい子?えり子?)は「古川嵩(かさむ)教長にその後も再会していると田垣内さんは言う。

吉野には「丹生川上神社」は三ヶ所あるがその一つ。いずれも水神様を祀りとても立派な神社だ。

今回の散策はとてもたくさんの場所を廻った。それぞれもっともっと説明しなければと思うが紙面の関係上、ご勘弁を m(__)m。