2016年6月6日月曜日

6月5日(日) 京都東山南部「泉涌寺」から「東福寺」そして「伏見稲荷大社」へと巡る里歩きです。  №ー2/2

前回の続き、「東福寺」から「伏見稲荷大社」へと巡ります。途中の「伏見人形店」に立ち寄り創業260年の伝統工芸人形を拝見したいと思います。


東福寺南大門を出、JR沿線沿いに歩き、遅い昼食をとる。

東福寺と伏見稲荷駅の中間より少し伏見よりにそのお店はあった。

休日は休業であるがお願いしてお店に入る。

 「土師」と書いてある。つちし、ではなく「はじ」と読む。
このお店は土人形を作って260年も経つとの事。
大きな人形から小さな人形が所狭しと陳列されている。
(少しだけ写真撮影の許可を得る)
どれもこれも綺麗でかわいいし、どれもこれも皆欲しくなる

今回は未だ土産を買ってやった事のない京都の孫に「たち雛」を,私には「馬に乗ったお狐さん」を買い求めた。

暫くで、「伏見稲荷大社到着。

さすがは人気のお稲荷さんだ、人、人、観光客でいっぱいだ。
若い着物姿の女性や外人さんがやたら多い。

ここには、ややこしい「なんじゃもんじゃの木」が右の外れにある。

驚いたのは、右の「とんぼ」の飾り。
風が吹くと留まっている「おはぐろトンボ」が、どれもこれも、くるくる回る
これも欲しくなったが、辛抱した。
同じ奈良、生駒市に在の方が定年退職後に作り始めたとの事、S.17、生とか。


いよいよ境内へ。本殿、拝殿へと進み、稲荷山へと向かう。    

たくさんの方が稲荷山へお参りするようだ。押し合い圧し合い。
千本鳥居をくぐり。

  初めは普通の上り坂だ。途中からきつい階段の連続が延々と。
                         この池あたりを過ぎると少し人の数が少なくなった気がした。

途中の尾根から京都市街が存分に楽しめる、休憩所もある。

稲荷山は標高233mあり、深い森だ。
ぐるっと一周、約2時間くらいの所要。
 
右の写真は「愛宕山」付近で、麓には「神護寺」などがある。
又、本能寺の変の「明智街道」「柚子の里」なども近い。

一つ目の峰も二つ目の峰も過ぎたので、最後三つめの峰、頂上がもうすぐだ。

疲れてきたところで、要約山頂に到着


一番高い所ではあるが、見晴しはきかない。木が生い茂る。

お参りをし、お賽銭を揚げ、周囲を一回りし、下山とする。

下山途中にも種々の施設や社がある。


左は「薬力の滝」。何処かすぐ近くで蛙がゲコゲコ鳴いている。






おもしろいお狐さん







今回の里歩きは神社仏閣、伝統工芸など盛りだくさんで知らなかった事や成るほどと思う事たくさんだった。「不器用でも好きで始めた手作業なら人のできない事もやれるし日々挑戦で、輝いて定年後も生き生きと楽しく人生を送れる事も教わった。」

とても有意義で楽しい一日を過ごせた倖せを「神、仏、皆さん」に感謝したい。

2016年6月5日日曜日

今日は京都東山南部、御寺「泉涌寺」から「東福寺」そして「伏見稲荷大社」へと巡る里歩きです。 №ー1/2

H.28年6月5日(日) 今朝は小雨降る中京都へ7時半にでかける。歩き始める9時頃には雨も上がるであろうとの予測で東福寺駅に8時40分に到着。わずかな霧雨の中、まず、「泉涌寺」目指して今熊野商店街を通り参道を進む。
参道には様々なお店が立ち並び見るのも楽しい。 やがて泉涌寺山門に到着。

ふと、山門の左側に立派な「即成院」だ。 極楽浄土へ導く阿弥陀如来と二十五菩薩、  仏さまの「オーケストラ」とある。

拝観してみると、「那須与一」の供養塔もあるとか。
思いがけない所で予期しないものに出くわした。 時間たっぷりとって見学させて頂く。  とても良かった!

泉涌寺参道をさらに進み「観音寺」への入り口に着く。

この森には「カッコウ」が鳴くほど深く、静寂とか。
この地は嵯峨天皇をはじめ、後堀川天皇などの天皇陵が犇めき泉涌寺が「御寺(みてら)」と呼ばれる所以だそうだ。
弘法大師の創建でその教義も長く守られている由。

そして、東山三十六峰の一嶺、月輪山の麓に静かにたたずむ泉涌寺境内へ。
まず入ると、楊貴妃をお祭りしてある。そして本堂へ。

1242年四条天皇が冬当寺に祀られてからは、歴代天皇の山稜がここに営まれ、以来皇室の菩提所として篤い信仰を集めている。

続いて、大悲田院へ。
こちらの境内から京都の街並みが一望できる。
懐かしい「ブルーバード1600
SSS」が目に飛び込んだ。

そして、東福寺へ急ぐ。
臥雲橋を渡り山門を抜け
立派な三門が聳え立つ。

「通天橋」を望む。
紅葉の名所としては一級品だ。

大方丈庭園の見学。
釈迦の生涯八つの重要な出来事「八相成道」に因んだ「八相の
庭」。 まず南庭へ、「八海、五山」を配した見事な庭園だ。

西、北、南庭園を拝見。
いづれも見事と言うほかない。

境内を回れば花菖蒲が盛りと咲き乱れ、「法堂」、「禅堂」、「東司(大きく長い便所)」、便の壷がとてもたくさん並んでいる。

「東福寺」は摂政関白藤原家(九条家)が奈良「東大寺」と「興福寺」から「東と福」の二文字をとり、1236年より19年の歳月をかけて九条家の菩提寺として都最大の大伽藍を建立

京都五山文化の一翼を担う禅林・巨刹です。