『八鬼山越え』
H.29年9月23日(土) 曇り時々晴れ 参加2名 記: K.M
西国第一の難所といわれ、かつては山賊や狼が出没して巡礼者を苦しめました。八鬼山越えでは、至る所で石仏に出会います。史跡も多く、又絶景も楽しめますが、登り・下りともにとても厳しい道です。体力に自信のある方は、昔の巡礼者の気分を充分に味わえることでしょう。12時に現地、尾鷲市の熊野古道登山入り口に到着。
二班に分け、全員で準備体操をして出発。
八鬼山の古道には「行き倒れ巡礼供養碑」がいくつも建つ。
途中には、伊勢内宮清順上人供養碑」もあった。
石畳の幅は約1.8mで整えられとても歩き易い。
とり分け大きな石で「ゴットン」と鳴るものもある。
2~3人並んで歩けるほどだ。
登り始めたばかりで皆さん元気が良い。
登り詰めた所で「ヤマジホトトギス」のかわいい花がさいていた。(前回、三峰山で見た花はこれだった)
暫く登ると、「駕籠立場」に着く。
又他に「町石」も建つが、こちらのは仏様(地蔵?)の形をしている。
古道は幾重にも折れ曲がり、無風状態の蒸し暑いなかを汗を拭きふき必死に登る。
高く深い山中をひたすら登る。
15:03 大きな烏帽子岩を過ぎ、休む事も無く、又登る。
15:08 ようやく九木峠着。
(520m)
(写真をクリックすると大きくなり、その外をクリックすると元のブログに戻ります)
15:20 荒神堂、茶屋跡着。
これからいよいよ八鬼山山頂へ目指すが、この後は№ー2で紹介致します。
八鬼山越えの前半は見事な石畳をひたすら登り、様々な石造物に出逢い、その言われを見聞し、我が身の肌で感じられた喜びはこの先忘れる事はないだろう。
この世界遺産を将来も永遠に守り続けて欲しいと切に願う。
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