熊野古道伊勢路、第一回、『ツヅラト峠』、『荷坂峠』
H.29年、4月16日 晴れ JTB・旅物語 参加 記 K.M
江戸時代「荷坂峠」が紀州の玄関口となるが、そのはるか昔から「ツヅラト峠」は伊勢の国と紀州の国の国境だった峠である。そして昭和初期まで近隣の生活道として利用され、野面積み石垣や二重構造の石畳など駆使され現在まで立派に足跡を残している。最後に秦の始皇帝の「命」により『徐福』が遂に見つけた不老不死の妙薬 『天台鵜薬』を運よく見せてもらえた。AM.8:00 大阪茶屋町集合。
AM11:00 現地、小公園着。
昼食をとる。
公園内には「花山院の碑」もあり広々してゆっくりくつろげる。
今が旬の「わらび」がたくさん出ていたので土産にと。
12:45 公園を出発し暫くして山道にはいる。
山には山桜がきれい! 足元はシダや山草が茂る。
山道はよく整備され斜度もほどよく歩き易く、木々も整備される・山道を登り詰めると『ツヅラ峠』。
峠からの景色は一変、海が開ける。正に『熊野の国』
眼下は紀伊長島の町。
ここには東屋があり暫し休憩。
これよりつつら折れの下りが始まり、アチコチに「野面乱層積み」の石垣が見られる。
小さい沢を渡ると石畳が続きとても歩きよい。
その下方でガイドさんの説明があり皆聞き入る。
「熊野古道」の説明看板をクリックして画面を大きくして読んで下さい。
写真の外側をクリックすると元の画面に戻ります。
そこより少し下ると小さな滝があり、渡ると山道は急に幅広になり散歩道の様。
民家のある所まで下ると後ろに歩いた山並み、峠などがよく見渡せる。
大きなトイレがあり、上に、今後の巡るコースの詩が掲げられている。
ここで古道は終了となり、バス乗り場へと足を運ぶ。
荷坂峠でガイドさんが「徐福」の天台鵜薬を見つけて下さった。(世界遺産外だったので、手に取って。)
今回の『ツヅラ峠』は無事「楽しく有意義」に過ごせ帰路に就く。