前回に引き続き、金蔵寺から小塩山へ登り、下山、大原野神社へ巡る紅葉の紹介です。
金蔵寺には夫婦、アベック、友人同士、アマカメラマンなど、10人くらいの方々が思い思いに秋を楽しんでいる。
長い石段を駆けあがると本堂に出る。 ひっそり厳かに佇んでいる。
お賽銭を上げ、参拝。
本堂裏の山道を小塩山目指して足場やに登る。かなりの急斜面で滑りやすい。濡れているうえ岩
に落ち葉が積もっている。
小塩山△642mではあるが、なかなか険しくきつい山道だ。
なんとか上に行くと舗装道路。突っ切ってさらに登り要約山頂。13:40 電波塔が一杯建っている。
13:45 淳奈天皇陵参拝。
天皇陵の入り口には紫式部の詩や地のカタクリの花の紹介あり。
最終目的地への時間が気がかりで早々に、駆け足で走り下山。
15:25 元の金蔵寺へ。 そしてそのまま大原野神社目指して駆け
足で向かう。
眼前には東山連山を望み後ろは下山してきた小塩山が見える。
手持ちの大原野神社への地図では道は出ていないのでおおよその見当をつけ、途中で村人に訪ねて、少々手間取ったが、
16:15 最終目的地到着だ。
暗くなる前に大原野神社に到着したが、参道の両脇の灯篭には明かりが灯されていた。
もう少し暗くなれば好い情緒が出そうな予感。
まず本殿にお参りした。
参拝客や観光客が大勢いる。
参道や両端は紅葉で満ち溢れて見ごたえがある。
猿沢の池ならぬ、鯉沢の池を横目に本殿へ急ぐ。
幸い明るい内にお参りができ、二時前からの駆け足走法が実り、やれやれだ。
夏に訪れたお茶屋に立ち寄りしばし休憩とする。夏はおばさん一人で切り盛りしていたが、紅葉の絶好の日は二人の応援者が忙しそう。
暫く話したら私の事を思い出してくれ、色々話す内に隣に初めての女性も加わりしばし団らんとなる。その女性、戦闘機を見るのが趣味とかで全国に出向くとか。スマホの写真も見せてもらうとすごい!アクロバットの飛行雲(?)が。 有難い事に帰りのバス停までアベックで歩けた。この年でとてもラッキーな一日となる。
2016年11月27日日曜日
2016年11月21日月曜日
『摂津、神峰山寺からポンポン山を経て大原野神社へ紅葉探索』
H.28年11月20日(日) 今日は摂津の「神峰山寺」から「本山寺」、ポンポン山を経て京都西山、「大原野神社」へと巡る「里と山歩き」の紹介です。
JR高槻駅からバスで神峰山寺へ向かい、さらに奥の本山寺へ参拝し、次にポンポン山に登り金蔵寺へ下り、再度、小塩山に登り最後に大原野神社の紅葉を堪能します。
←神峰山寺 境内→
神峰山寺から急斜面の車道をひたすら汗をふきつ登り本山寺を目指す。
途中には立派な碑もあり、3グループに抜きつ抜かれつ笑顔で挨拶しながらガスって見えない景色を見ながらひたすら登る。
10:15 本山寺到着。
山門をくぐると銀杏の大木がそびえ、辺り一面黄色の絨毯。
右側に鐘楼があり、願いを込めて一突き、ゴ~~ン!
きつい長い石段を登り本堂へ。
本堂の前面は素晴らしい紅葉の海のよう!!
その昔、役小角が四体の毘沙門天を神峰山寺で彫り、その内三体は本山寺、鞍馬寺、信貴山へと飛散して祀られたそうだ。
10:35 ポンポン山目指して本堂の裏横から出発。
途中の尾根には大杉があり、鞍馬の天狗が飛んで来たそうな。
紅葉の落ち葉を踏み、快適に登る。最近では珍しい6人家族と出会った。子供は元気だ。
11:35 ポンポン△678.9m
ガスって見通しは効かず。
20人くらいそれぞれのグループ毎に食事、休憩、団らんの様子。私もお腹が空いたので昼食。
身体も冷えてきたので、
12:05 杉谷目指して下山。
途中に釈迦岳と杉谷への分岐があるが、道標があり間違う事もなく快適に足を運ぶ。
12:50 杉谷着。里に出た。
里に出たと思たが、数人のハンターがいてイノシシ狩りとか!?
平坦な里歩きのつもりが途中から再度急峻な下りを駆け下りるとようやく「金蔵寺」に着いた。
13:30 だ。
すごい豪華な絨毯を敷いた様。
10人前後の方がそれぞれ紅葉を楽しまれている。
境内は上も下も紅葉の葉っぱで満杯だ。
山門を入った右手の護摩堂の前の見事な紅葉の絨毯は目を奪われる。
見ているとお坊さんが吊るし柿をぶら下げにやってきた。
今日の全行程は33000歩、約23kmであったが、見事な紅葉に癒され疲れなど忘れてしまった!!
この後も続きます、宜しく!。
2016年10月13日木曜日
大峰山行、弥山から狼平へ
『弥山から狼平へ』
H.28年10月10日(月)晴れ K.M 記
今回の大峰山行は狼平周辺の大山れんげの種子を観る事であった。がしかしその期待は空しく終わり、残念無念であった。それでも、続ける事何度も足を運ぶ楽しみを見いだせ、喜びもひとしおであった。
A.M 6:10 自宅出発
A.M 8:20 体操し登山開始。
いつもの木橋を渡り暫くで例のブナの大木を見上げる。元は幹回り2.5mくらいか?と思われる。
登山者は例年より少な目のようだが、前後に4グループくらいと単独行の方も。
A.M 9:20 縦走路の尾根に着く。
A.M 9:40 弁天の森△1600m
いつものアルバイト小一時間。
A.M10:20 出発。
天気は最高、快適な尾根歩きを満喫する。
弁天の森からの下りの定点で八経ヶ岳、弥山をカメラに収める。
A.M10:33 聖宝の宿跡着。
皆一息入れ、この後の急登に備える。
途中で一息入れ、大山レンゲの苗木を探す。
幾つか見つけるが、どれも5~10年経つのに一向に大きくならず、小さくなっている物が多い。
そして、見晴らし尾根に。 大峰連山から大台ケ原(台高)まで一望できる。
足元には歩いて来た尾根が伸び、左方向には、大日キレット、稲村岳から山上ケ岳。
右方向には、大普賢岳から和佐又山が見事に望める。
これより一気に弥山小屋に。
弥山小屋前にはたくさんの登山者が食事、休憩している。
私も昼食とする。P.M12:10.
久しぶりに弥山山頂の河合大弁財天奥の院に参拝する。1819m
この時下の方からほら貝の音が聞こえてきたがかなり遠い。
国見八方睨みの見事な苔を鑑賞し、再度四方八方の眺めを満喫そして13:00弥山を出発。
先ず、大黒岩を目指し狼平へ下る。 その手前の大山レンゲ群生地で紅い実を探し求めるも空し。
いくら探しても見つからない!こんな事は初めてだ。
小さな沢を上下、横に手で丁寧にかき分けて捜しても一粒も見つけられない。そうこうしている間にP.M 2:00となり、弥山に戻り下山しないといけない時間となる。
仕方なく諦め、引き上げる。 残念無念!!
意気消沈して弥山小屋まで戻ると、なんと!!
山伏の一行がほら貝を吹いてやって来た。
先達がほら貝を吹き、お大勢が後に続き最後の先達もほら貝を持っていた。
始めて見る光景だ。
大山レンゲの種子には恵まれなかったが、思いがけない初めての光景を目の当たりにできた喜びは「良かった!!!」の一言。
我が家の大山レンゲの花も人工授粉をしたが今年は実が全くできなかった。
下山後の栃の実も探したが見つからず。
ブナの木の実もあまり見えず。
今年の山は不作なのだろう?!と推察する。
きっと熊やイノシシに襲われる事が多いのでは?と危惧する。
今年の大峰は期待外れと思わぬ良き出会いに恵まれたのと交錯する山行となった。さらに私の足の右膝が全く痛まなかった、完治したのか?と思えた程だった。(7~8年前からサポーター無しでは登山は無理だった。この日はサポーターの持参を忘れた。)
山の不作は残念! 良き事もあった! 複雑な一日であったが、50年間の山歩きの結果だ。
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