2018年11月5日月曜日

KUWV OB,OG合同山行

『金剛山』登山
H.30年 11月4日(日) 晴れ
金剛山は奈良県御所市と大阪府千早赤阪村にまたがり、一帯は「金剛生駒紀泉国定公園」に指定されている。登山者数が多いことでも知られ、1千、3千、1万回など群を抜いた一人当たりの登山者数の多さが有名だ。今回は楠正成が築いた千早城跡を経由する千早本道を多数の本隊が登り私達4名は御所、高天彦神社よりの郵便道を登った。


AM 8:40 駐車場集合。

集合前に神社にお参りする。
周辺には様々な案内、説明がたくさんある。

8;50 高天彦神社集発。
鶯宿梅の木、咲き乱れるコスモスを横目に歩き出す。

民家の畑を過ぎ、いきなりの急登の連続。

同行者は皆私より若いので足取りが軽い。


登山道のわきには野菊や花はないがカタクリがたくさん自生している。
(金剛山の名物)

何組かの登山者とすれ違い挨拶も交わす。

早朝は寒いかと思いきや、登るにつれ、汗が帽子を濡らすほどだ。

づーっと急登続きで若い同行者たちはおかまいなしにドンドン前に上へと登り続ける。

ゆっくりと言っといたのに!


やれやれ、見通しの良い場所で休憩。ここまで登れば後一息だ。

さらに登り続け、巻き道も避け、三角点目指してなおも登る。

湧出岳三角点△1111,9m

登りすぎたので、鉄塔の横に下り、紅葉を見ながら一の鳥居へと下る。





人通りの多い鳥居に到着し葛木神社へ。



階段を登り、お賽銭を上げ参拝。



大勢の参拝者だ。

全員集合の時間もせまり、急いで山頂広場へ向かう。

暫し、歓談の後、記念撮影。

















なんと懐かしい大先輩お二人も参加登られていた。 先日、数珠つなぎの原稿を私が頼まれ、その次に回そうと思って断られた2年先輩のSさんその次の次を引き受けて下さった4年先輩のUさん



とてもとても懐かしい!!!

そして皆一緒に楽しく昼食を。

知らない後輩たちの方が多いので自己紹介などしながら長い歓談を繰り返す。


名残は尽きねど、名残惜しいが、お別れの時艱が来た!

大阪側から登られた大先輩が、帰りは なんと!! 私と同行して下山するとおっしゃってくださった。
喜んで、大感激だ!!!

                     私に数珠つなぎの原稿を依頼した後輩が先頭を行き、私が後ろについた。

今度は長い長い急な下りをドンドンくだり、ようやく村の庚申堂まで下りてきた。

ここまで下れば無事下山だ。

今回の山行はたかが1125mではあったが1000mくらいの登り下り、時間はたいした事はないいものの、さすがにきつかった。  

そのかわり後輩たちの元気さや懐かしい大先輩に逢え、又次の数珠つなぎの繋がりも固くなったと感激するほどの喜びがとても嬉しかった!!!                  


                        


2018年10月18日木曜日

川上村『八幡平からかくし平へさらに馬の鞍峰」へ
H.30年10月13日(土) 晴れ後曇り 
南北朝合一の後、約束が果たされず不信を抱いた元南朝皇族尊義王(後亀山天皇の孫)は南朝復興を願って皇位の印の三種の神璽(しんじ・勾玉)を奪い川上村の「三ノ公」に隠れ住み朝廷を立てた。その後、追手を嫌い、さらに奥へ入った所が「かくし平」です。そこからさらに奥の山に登った所が、台高山地の中央部の一ピークが馬ノ鞍峰(△1177m)です。夏にはダニや山ヒルがウジャウジャいるので秋に行く事にしています。昨年は山は不作で熊に遭遇するかと今年行くことにしました。
AM9:25 登山口出発。

山の神にお参り!

まず明神の滝を目指す。

40分余りで到着。
  k今年は台風など豪雨がひどく登山道は崩れ、とても歩きづらい。

今年の明神の滝は流水量が桁外れで滝つぼが不明な程の水が溢れている。

10:25 かくし平目指して出発。


山道?は倒木と土砂崩れでとても歩きにくい。

しかし、最後のなめ滝と大きな滝を越え、   11:10   やれやれなだらかな     「かくし平」に到着だ。

   しばし、休憩。








その後「尊義親王」の墓へ向かう。

持参のロウソク、線香、みかんを備える。

お酒は誰?

尊義親王の墓で少し休み、元の登山道に出、馬ノ鞍峰目指して踏み跡を辿る。

赤テープが前回よりしっかりと付けられておりルートが分かり易い。

12:10 沢から稜線に出る。

稜線からは大峰山系が望める。

昼食とする。


根っこ道をドンドン登る。

今年の台風のためか、ブナ、桧、などの大木がものの見事にバリバリと折れ、無残な姿を見せていた。

しかし今年は山の恵みが大豊作か、沢近辺では栃の実」尾根ではどんぐりや法の木の実が至る所に落ちている。

これで心配した熊との遭遇は無いと。
 
  
尾根の上にはこんな絡み合った木があり、どう??なってる???

ほとんど見通しは効かないが時折、はるか彼方の台高の主稜の山並みが見渡せる。

最後の急登を過ぎると山頂、だ。

13:20    馬ノ鞍峰着。

左の写真の山頂看板が台風で吹き飛ばされ、下まで落ちていたので、元の位置に戻す。

13:30   山頂から下山。














14:15 元の稜線下山地に戻り、沢に向けさらに下山。

途中の栃木の群生地をドンドンくだり、

14:45   かくし平まで下った。

10分ほど、休憩をし

かくし平の出入り口の大滝を横目にし、

八幡平登山口へと一気に下る。

16:13 登山口に無事下山。

八幡平の元集落から、三ノ公川を渡り、行宮址に行こうと思ったが小雨が降りだし、止めにした。

5年前にはまだ住める状態だったが、今は廃屋になっていた。

仕方なく帰路に就く。
途中、三の公川を渡り、北俣川との合流地点にはとても大きな岩が座っていた。
又この橋は昭和60年の建造との事。

2018年9月24日月曜日

「倶留尊山」登山

『曽爾高原』から『倶留尊山』
H.30年9月23日(日) 晴れ  K.M
今日は御杖村、杉平から『大洞山』へ登るつもりで出かけたが、事前の予備知識不足のため、道を間違えてしまった。やむなく曽爾高原』に戻り、『倶留尊山』に登る事にした。以前訪れた時の『倶留尊山』の紅葉は見事であった。今回は『曽爾高原』のススキ綺麗だろうと、又行きたかった『大洞山』(おおぼらやま)が眼前に見られるだろうと登る事にした。
AM 6:50 自宅出発。

車を走らす里は気温17°Cと彼岸の最中、「彼岸花」がとても綺麗だ!!

又、曽爾高原のススキの群生も眼に浮かぶ。
車を止め、後古光山・倶留尊山縦走コースから「亀山」を目指した。

8:50 歩き出す。 20分ほどで亀山山頂に着く。

9:40 亀山峠着。ここで77人の小学生の団体が元気に大声をあげてやって来た。


対面には4月桜の時期に行った屏風岩が望め、前方には「二本ボソがそびえる。

ここで小休止し、二本ボソ目指して急坂を登る。



登りだしは土だが次第に岩が露出し、大岩交じりの急峻な登りとなった。

汗がしたたり落ちるが一気に登りきる。

この山はY500円の有料となる。

10:05 二本ボソ山頂に到着

                     

前方に『倶留尊山頂』、     
 
はるか遠方に昨年5月5日に行った「局ヶ岳」も望める。
 
 
そして、眼前には最初の予定だった『大洞山』が大きく見える。
 
10:15 二本ボソから下り、今度こそ『倶留尊山』目指して急峻な岩場を登る。
 
登る途中には色々の色、茶、黄、白、紫など大小色々なキノコが。
 
紅葉した木の葉も、高山の岩場に咲く
「イワカガミ」も、可愛い小花も群生して楽しませてくれる。

特にイワカガミは岩場のあちこち至る所に群生し5月頃?が楽しみだ。

10:45 唯に目指す山頂に到着。

山頂は少し開け、遠くの山並みが見渡せ絶景だ!!!


 
山頂には数人がそれぞれに休んでいた。

10分ほど休憩し、下山とする。

11:25 二本ボソに戻る。

少し紅葉している木があった。

                    二本ボソの帰り道に、かなりたく         さんの登山者?いた。曽爾高原から足を延ばしたのしょう。

亀山峠、亀山、とドンドン下り、最後に左に大きく左折すれば車道に出る。

12:40 無事下山、車に着く。

帰りがけの車窓からの「兜岳」はなかなかの迫力だ。

今回の山行は予備知識の不足から失態となったが、場所、景観に助けられ、それなりに、楽しめた!  何より、仕事仕事に追われまくった一か月半、心身の休養ができとてもとても気が楽になった。