熊野古道伊勢路巡り6回目『三木峠・羽子峠道』
H.29年10月21日(土) 雨 記 :K.M
このコースは、近年地元の方々によって発掘され維持保存されています。自然道は所々で寸断されていますが、木々の間から海が見える、眺めの良い道です。が、しかし当日は本降りの雨が降り続け、苦難修行のような山歩きとなりました。 それでもガイドさん、添乗員さん、参加者38名全員元気に楽しく歩ける事ができました。 羽子峠近くの猪垣は延々と続き(800m?)見ごたえがありました。ここは海水浴場であるが台風の影響で高波が打ち寄せていた。
(トンビもあきれ顔)
準備体操をし、二班に分かれて雨にも負けず元気に歩き出す。
13:25
暫く山道を登ると、本来なら素晴らしい眺めの良い所に着くが、今日は何も見えない。
山道は雨水が流れ、溜まりで滑りやすく歩きづらい。
車道は雨がひどく、川のように流れる。
山道に石畳が良好な状態で残っている所もかなりあり、雨の中でもなかなか情緒もある。

流れ落ちる雨水を避けながらも、水の中に浸かりながらの歩行はなかなか大変。
(写真をクリックすると大きくなり、その外をクリックすると元のブログに戻ります。)
13:42 三木峠に到着。
暫しだけの休憩。
今度は下り坂。
ガイドさんから頂いた縄で、滑らぬように靴に巻き付ける。
歩いていると「あけび」の実がなっている。長くなくて丸い。
「むげ」と言うとの事。
暫く歩くと羽子峠への登山口に。
戦苦闘を繰り返し、やっと「羽子
14:40
峠の下方には猪垣が長く連なっているのが見える。
峠から少し行った所でガイドさんから猪垣の説明を受ける。
が引き返してきて、この先大きな水たまりがあり、通行不能だ。
仕方がないので、登った道を引き返して下山する事になる。
下山し、「五輪の塔」へ。
五輪とは仏教思想の宇宙生成の「空、風、火、水、地」を指し、故人供養のために建てられたといわれている、、との由。
その後、賀田の集落に入り、迎えのバスの所へ。
全員無事元気に到着。そして着替え、雨具の後片付けを済ませる。
過去に、この賀田の信号を私はなんども何度も左折右折して三木里の渡船に通ったものだ。賀田の湾では一時、家族友人達と潮干狩りにも来た。車エビやワタリガニも獲った。
次週には前回の九鬼の隣、早田に釣りにくるだろう。第三の故郷のようなこの地である。
今回、何故か?縁のあるこの海岸縁を歩けたのは、元気で倖せな証であろう!!
この旅の企画者やガイドさんや同行者の皆さんには感謝、感謝である。