『金剛山、妙見谷遡行』と『千早城址』を訪ねる。
H.29年8月19日(土) 晴れ 記:K M
今日は千早本道登りから見て、右真下の「妙見谷」の沢を登り、金剛山山頂をめざす。大小様々な滝があり、夏の山歩きの冷を求めるには最適であり、初心者向きでもあり、とても楽しい沢登りができた。 又、下山には千早本道を下り、途中から「千早城址」に立ち寄り、南北朝、大楠公を忍ぶこともできた。A.M 6:50 自宅出発。
今日は水越トンネルを抜け千早赤坂村に入り、登山口に車を駐車する。
8:15 登山開始、すぐ横に帰りの千早城址の階段が
ある。
暫く道路を登ると、車止めゲイトがあり、「妙見谷」の入り口だ。
20分も沢道を登ると5~6段の立派な滝に出る。
写真を撮り、暫し眺め楽しむ。
それから10分ほどで「妙見の滝」へ。
落差15mの立派な見事な滝だ。 →
この滝の右を高巻きし、再度沢を登る。
その後は沢の中や
端、滝の岸壁をよじ
登り、谷水に靴や
手をぬらし、悪戦苦
闘しながらの快適な
沢登りを存分に楽し
む。
谷すじの水は冷た
く、風爽やか、聞こえ
るのは滝、沢の流
れ、時より小鳥の声
山や谷を独占気分。
10:00 お助け水飲み
場に到着。
コップを3個も用意してくれてあり、美味しい水を頂き暫し休憩。
10分もじっとしていると寒く感じるほどだ。
さらに沢を登り、最後の水の出口を確認し、険しい水のない谷すじを登り詰める。
30~40分程でブナ林に、さらに進むと、左に千早本道が見え、いよいよ山頂だ。大勢の人達。
売店の木陰に腰を下ろし熱いお
茶を一服。
行者堂、転法輪寺にお参りし、最高峰、「葛城神社」へ向かう。
行者とは「役小角」で1300年以上前、白鳳時代の7世紀後半にこの金剛山(葛城山、山系)や大峰山などで活躍され、修験道の
開祖と崇拝されている。
葛城神社。 △1125m
お賽銭を上げ参拝。
神社付近を散策。
後醍醐天皇、大塔の宮供養塔、
福岩、夫婦杉、雄略天皇お狩場
など見て回る。
そして、再度山頂広場に戻る。
気温は22℃と涼しいが、直射日光が当たる場所は暑い。
木陰のベンチで昼食とする。
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広場には大勢の登山者がくつろいで楽しそう。
12:25 昼食。
食事中に、何故か急に、金剛山の麓に幼馴染の親友がいる事を思い出し、帰りに寄るからと約束する。
休憩を終え、下山とする。
千早本道下山道の様子。
下山途中に同行した方はこれまでに1100回以上金剛登山をしている、とか。
又他のご婦人は5月に来ればお花畑が素晴らしい!1か月は楽しませてくれますよ、とか。
色々教わる。
話している内に「千早城址」への分岐にやって来た。
ここでお別れし、暫し休憩の後、左へ進む。
右は「のろし」台のよう?
千早城の本丸付近には「千早神社」が鎮座。
そして二の丸、三の丸と続く。
長い長い曲がりくねった急こう配の石段をドンドン下り、膝がおかしくなりそうだ。
さすがに難攻不落の山城!!大軍勢で攻め込んでも動じなかったのがよく分かる。 しかも左右両方向が険しい谷で踏み込めない。
よくぞこの地に大楠公様は構えられたものだ。
そして、最後の石段、妙見谷遡行前に見た場所に戻った。
今日の山行は夏の冷、沢登りに大満足し、最後はさすが!!!と、大楠公様に感服した、まことに大満足な一日であった。