『秋の大峰散策』
H26. 10月4日 記 K.M
紀伊半島の背梁をなす台高山系と大峰山系、どちらも学生時代から度々訪れた山だが、とりわけ大峰は最近の私にとって身近な山となっている。吉野から本宮大社への奥駆道は我が国の登山発祥の地であり、役小角の開山以来1350年以上の歴史を誇り、史実や伝承も多くたくさんの方々に愛され続けている。
登り口の木橋のすぐ近くで、2匹のイワナを初発見! カメラを構えるが残念。
急登道では汗をかきながら必死に登るが縦走路の尾根道は冷風が吹き寒い。
今年は秋の訪れが早いのか石休宿近辺のとりかぶとの花がほんの少しだ。
弁天の森下りの紅葉がとてもきれいだ!
より八経岳を望む
弥山の登りの木の階段下で見つけた大山れんげの若木8本。5年前には成木があり花も咲かせていた。今度この下近辺をよーく探してみようと思う。
右は今日のツルりんどうの実⇒
途中の見晴良好な場所」からは
大台の山並みが望めたが左側より大きな雲海が押し寄せてきている。(左下の写真)
八経ヶ岳より釈迦岳方面を望む
こちらは右より雲海がやってきている。
ここの「ななかまど」が赤く染まっているかと期待してきたが、被写体にならず残念だ。
15:10 無事の下山となる。
今日は夕刻より約束があり、早々の登山ではあったが、色々楽しめた。ちょっと残念な事もあり、又今後の課題も見つかりかなり有意義な山行であった。
それにつけても体の老体化を自覚することも多々あったが、孫に赤いきれいな桜の葉っぱをいくつも拾い集めて土産にする年なんだから仕方ないのかとも思ったりした今日の楽しい一日だった!!!